二十歳。
今週のお題「二十歳」
まず最初に大切なことを。
二十歳の時より、ずいぶん年月が経った大人の今の方が充実していて、やりがいや生きがいを感じています。
なので、
若かったあの頃は良かった~とか、
もう一度あの頃に戻りたい~、
という気持ちは全くありません。
…ということ前提で、思い出話をちょこっと。
たぶん、人生で最も何も考えずに生きていた、
それが二十歳頃だと思います。
特に不満はなく、それなりに幸福でした。
親の庇護の元。
だけど…。
常に、
何か、満たされない。
私の居場所は、本当にここなのか?
今の状況、何か違うんじゃないか?
毎日悶々と思っていたことはよく覚えています。
まったく、お気楽でしたねぇ…
タイムマシンがあるなら、二十歳の私に会いに行って、お説教したいところです、ほんとに。
ただ、成人式用の着物は、本当にうれしかった。
唯一の女の子の孫であった私に振袖を買うのが夢だった祖母。その夢がかなって、私よりもうれしそうだった祖母のことを思い出します。
着物なんて着なくていいよ…と買ってもらうまでは正直思っていましたが、いざお店に一緒に行って着物に袖を通すと、感じたことのないうれしさがこみ上げてきました。
当時、赤っぽい柄の着物が流行っていましたが、私が気に入ったのは、ちょっと変わった色味のもの。ソーダ色に近いグリーンブルーに濃紺、という組み合わせの、いわゆる、ちょっと『粋』な柄でした。
二十歳の皆さん。
ゆるミニマリスト的観点から言うと、振袖はレンタルで十分です。
ただ、あなたに深い思いを持たれている方が、心を込めて振袖を用意して下さるのなら、ぜひ受け止めて下さい。
とても幸せな、二十歳の思い出になること、間違いなしです!
それでは、また!