『人生時計』の話
こんにちは、madoitaです。
ミニマリストTakeruさんの著書『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』からのエッセンスシェア、3回目。
Takeruさんの本で知った、“人生時計”のハッとする話です。
人生時計って?
一生(0~80歳)を24時間で表す人生時計
0歳→夜中0:00
20歳→朝6:00
40歳→昼12:00
80歳→24:00
「10歳」歳をとると3時間進み、
「1歳」歳をとると18分進みます。
例えば。
29歳の場合。
29歳=30歳-1歳
=(3時間×3)-(18分×1)
=9時間-18分
=8時間42分
つまり、29歳を24時間で表すと朝8:42になります。
そして0~80歳を4つに分けると、こうなります。
・0~20歳(0時~6時)活動の力を蓄える期間
・20~40歳(6時~12時)活発に動き、成長する
・40~60歳(12時~18時)経験が実り、充実していく
・60~80歳(18時~24時)人生の楽しみを味わう
Takeruさんはこの話をしたあと、自分はいつ死んでもいいように今を全力で生きるといわれています。
今を全力で生きる。
ミニマリスト生活がここにつながるとは…。
私もそうありたいと思います。
いつ死んでもいい毎日を過ごそう
実は。
私がまだ社会人駆け出しのころ、4歳年上のお姉さんから仕事を引き継ぐことになりました。
もうすぐ結婚される、ということでした。
そしてお姉さんは職場を去り、私が引き継いだ仕事が回り始めた頃。
まだ、数か月しかたっていなかった頃。
そのお姉さんがお亡くなりになったという話が飛び込んできました。
お姉さんも20代でまだ若く、一体何があったのかとわけがわからなかったのをよく覚えています。
結局、乳がんが原因でそれが別の場所にも転移していたという悲しいお話でした。
婚約者の方と新居の下見にも行っていた矢先だったそうです。
その時、私は思いました。
『いつ死んでもいいような、毎日を過ごそう』と。
Takeruさんの本を読んで、またお姉さんのことを思い出しました。
人生の早い段階でこのことを実感できる体験をしたことで、私のその後の人生はやはり変わったと思います。
人生時計の話は、人生が永遠ではないということを数字で分かりやすくしてくれる話だと思いました。
(余談ですが、私は乳がん検診を欠かさずしています。)
命は時間
Takeruさんもいわれていますが、命は時間です。
・普段あなたが「時間がない」と言い訳して何もやりたいことができずにいるのならば、人生(命)を無駄にしていることになる。
そしてTakeruさんはここでもまた、数字で時間の話をされます(今日は数字が多いですね)。
・睡眠時間を6時間とする。
・1日3食だとして、食事時間が2時間(40分×3)
・生活費を稼ぐのに、1日8時間働く
・家事やお風呂などを1時間
ここまで、17時間。この17時間は個人差はありますが人間が生きていく上で最低限必要な時間。
残った時間は、何時間でしょうか?
「7時間」自由に使える時間があります。この7時間をどう使うかで、あなたの人生は大きく変わります。
私はハッとしました。
時間がない、時間がないと常に思っているような気がしますが(現在は自粛生活が続いており、時間軸がちょっとちがってきていますが)、8時間働いた日でも、
7時間『自由時間』がある わけです。
数字でみることって、時には大切ですね。
もちろん、体を休めたりするのもこの時間に入るでしょう。
資格の勉強をするのもこの時間です。
何をどう組み合わせて自分の人生を組み立てていくか。
7時間といわれると、考えられそうな気もしてきます。
ずっと勉強している必要はないんですね。
「少し、休もう」と思って休むのと、何も考えずにモヤモヤしたままYouTubeを見ている(笑)のでは、自分の気持ちの到達点が全く変わってくるように思います。
数字は時に大切
数字のせいで縛られたり、つらい思いをすることは世の中多いです。
ですが今回のTakeruさんのお話のように
気づきのある数字
はとても大切だと感じました。
客観性をもたせて、自分で自分をコントロールできるといいなぁと思います。
それでは、また!