過去の“悪魔?”を手放す
少し前に、小学生時代の日記を手放す作業を終えた話をしました。
その際、過去のトラウマと向き合うこととなり、思わぬタイミングで苦しさを味わうことになりましたが、今は落ち着いてきました。
トラウマはいったんしっかり受け止めて、それから縁を切る。
まずは受け止めないと、忘れることはできないと聞いたことを思い出し(震災の際のトラウマの乗り越え方として、いつかどこかで聞いた)、本能的にそうしてみるとすんなりと苦しさは消えていったようです。
これまでで、もっとも必要な断捨離だったかも知れません。
そんなタイミングで。
本棚にあった最後まで読み終えてない本をふと手に取り、最後まで読んでびっくりしました。
この本は、1年以内に購入していたもの。本屋さんでかなりのスペースに並べてあったものです。
買ってはいたものの途中までしか読めないまま時が流れ、なぜか今、本の後半を読んだのも何かのお導き?(笑)かも知れませんが。
作者が51番目にあげた習慣です。
51/52 過去の悪魔を手放す
あなたの傷を知恵に変えなさい。
ーオプラ・ウィンフリー(アメリカの女優・TV司会者)
わたしたちの過去はポジティブな経験とネガティブな経験の両方からできています。どちらも人生につきものですが、ネガティブな経験(過去のあやまち、心の傷や失望のもとになった不健全な関係など)をうまく記憶から取り除くことができないと、それはすぐに自分の中の「悪魔」に変わって、その後もずっとつきまとうようになります。
(中略)
わたしたちが直面する最大の悪魔のひとつは、過去のあやまちへのこだわりや後悔です。過去のネガティブな出来事を忘れずにいると、それが現在の自分を決定づけてしまい、未来や可能性を狭めることになるのです。
(中略)
過去のあやまちや不健全な人間関係を思い切って受け入れ、手放してみましょう。
(中略)
ネガティブな経験に打ち勝ち、乗り越えられれば、それに対処し、やり過ごすことができるのだとわかり、ストレスや逆境にも打たれ強くなります。悪魔に対処することで、わたしたちは強くなり、さまざまな試練に耐える力が育つのです。
今回の私の場合、そもそも小学生時代のトラウマ自体は忘れていました。
(そう思い込んでいただけかもしれません。)
断捨離する中で偶然よみがえりましたが、
心の奥の奥には持っていた記憶だった
のかもしれません。
しかし、この本でも言われている通り、
まず受け止める。
すべての解決はここからなんだなぁと再度確認した形になりました。
生きているかぎり、嫌な経験や思いを避けて通ることはできませんね。
だったらなるべく早く忘れるためにも、
一度しっかり受け止めて、
明日への幸せにつなげたいと、心の底から思いました。
それでは、また!