ゆるミニマリストの仕事と暮らし

日常に垣間見える、ゆるミニマリストの仕事と暮らし

『めがね』の中の…

Amazon primeで、『めがね』を見ました。

本当に久しぶりでした。

何年か前に、数回見て以来です。

 

 

 

めがね(3枚組) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
  • 発売日: 2008/03/19
  • メディア: DVD
 

 

 

 

そして、何年か前には感じていなかったこと、気付いていなかったことがいくつかあり、ちょっと驚いたところです。

 

『めがね』は、人口の少ない日本南端のある島でのお話です。



 

気付き①タエコの大きなスーツケース

 

これは数年前にも気付いていましたが、あれから私にもいろいろなことがあり、時間も経過したことで見方はさらに変わりました。

 

あの大きなスーツケースは、小林聡美さん演じる、タエコの人生の荷物だった思います。

 

そしてその大きなスーツケースを手放さない限り、自分の心地よい人生は歩めないことを、今の私ははっきり感じます。





気付き②サクラさんは、ミニマリスト

 

もたいまさこさん演じる、サクラさん。春になると、バックひとつの身軽な格好で、プロペラ機に乗って島にやってきます。

 

海辺でかき氷をつくり、梅雨が来るとどこかへ帰っていく、という不思議な役どころです。

 

この、



どこか近所に買い物にでもいくような身軽さ



で、島に長期滞在。

 

まさに、ミニマリストではないですか!

 

タエコが大きなスーツケース、サクラさんがバックひとつで、2人が同じプロペラ機から降り立つことが、対比になっているのでしょうけど。

 

それにしても2007年にすでに監督は、身軽に生きることをはっきり映画で示されていたんですね。





気付き③疲れ切っているタエコ

 

地球なんか、なくなってしまえばいい!と思ったほどの辛いことがあったらしい、タエコ。

 

毎日毎日、民宿でぐっすり眠るシーンが印象的です。

 

この当時は、まだ携帯電話もガラケーだった時代ですが、そんなガラケー時代にタエコはすでに、疲れ果てています。

 

今はスマホだ、SNSだ、と2007年より疲れる状況になっているはず。今の時代、私達はきっとこのタエコよりもっと疲れ果てているんだろうな、と感じました。




映画も本もですが、年月が経ってまた触れると、まったく違う感じ方をしたりするのは、面白いですね。



『めがね』。いい作品です。



それでは、また!