ゆるミニマリストの仕事と暮らし

日常に垣間見える、ゆるミニマリストの仕事と暮らし

安芸の宮島、復活?

こんにちは、madoitaです。

 

Go to トラベル。

 

ちょっと現在微妙な感じになっておりますが、確かに経済効果は上がっている様子。

 

私自身使うことはないと思っていましたが、意外にも父親が近所でいいからどうしてもどこかに行きたい!と熱望したこともあり、家族が半分巻き込まれる形でGo to してきました。

 

行き先は何と何と。

 

子供の頃から数え切れないほど日帰りで訪れている、安芸の宮島

 

まさか、宮島に宿泊する日が来ようとは…。

 

コロナ禍がなければ決してなかったであろう、宿泊先です。

 

今年5月には、1ヶ月で毎年50万人いた観光客が5万人にまで減った宮島。

 

今は一体どうなったのでしょうか。

 

修学旅行生!?

 

地元新聞社のニュースによると、今年10月の宮島の観光客は6割まで回復したそうです。

 

そうでしょうね。

 

久しぶりに訪れた宮島は、修学旅行生で溢れていました(何と!)。

 

私が感じただけで、3校は来ていたと思います。

 

地元新聞によると、春や夏に実現できなかった修学旅行をこの秋に行っている学校は結構あるみたいでした。

 

そうだったのですね。

 

はしゃいで写真を取ったり、揚げもみじを頬張る学生さんを見て本当に驚きました。

 

外国人観光客はほぼ皆無

 

安芸の宮島といえば世界遺産ということもあり、訪れるたびに物凄い数の外国人観光客に遭遇していました。

 

欧米系の方も多かったですが、それよりパワフルだったのは、アジア系の方々。常に聞こえてくる中国語と韓国語…というのが、宮島のはずでした。

 

しかし。

 

今回の1泊2日で感じた一番の違いは、外国人にほぼ遭遇しなかったこと。

 

日本人だけで観光が回っているのも、驚きでした。

 

思ったより人多いけど、やっぱりいつもよりは少ない

 

焼きがきの店先に長蛇の列ができていなかったり、厳島神社のチケット販売所に数えるほどしか人がいなかったり、やはり完全に元に戻った訳ではないのだなぁと感じる場面も多々ありました。

 

厳島神社内は団体の観光客の方々が1団体いらっしゃり、団体旅行が成り立っている現実を目の当たりにして衝撃を受けましたが、こうやって少しずつ前に進めていかないと宮島も成り立たなくなるのだなぁと想いを馳せました。

 

ちなみに。

 

厳島神社は、ただいま大鳥居の工事中。

鳥居自体は囲まれていて見られませんが、それはそれで貴重な機会でした。

 

なぜなら代わりに、普段見ることができない、大鳥居にかけてある大鳥居扁額、また社殿側扁額を神社内で目の前で見ることができます。

 

f:id:mado614:20201114143049j:plain

f:id:mado614:20201114143059j:plain

 

 

 

夜の宮島を初めて満喫、そしてビールが飲める夜

 

f:id:mado614:20201114142947j:plain

f:id:mado614:20201114145553j:plain





参道に続く灯籠ですが、宿泊をするため火が灯るのをおそらく初めて見た気がします。

人も少なくなる時間帯で、本当に幻想的です。

 

工事中の鳥居もなぜかライトアップされており、厳島神社とセットで見ると、とても不思議な気がしました。

 

また今年初の試みとして、紅葉谷公園のライトアップが始まっていました。

 

f:id:mado614:20201114143505j:plain

 

そもそも、夜の紅葉谷公園を見ることはないので、宿泊する面白さはたくさんあると感じました。

 

車の運転をして帰る必要がないため、本当に初めて、宮島ブリュワリーで生ビールを飲むことも実現し、近場なのにまるで来たことのない知らない土地に旅行している気分で、満足の夜でした。

 

岩惣という歴史ある旅館

 

Go to の影響で、土日の宮島の旅館はどこも満室。全く予約は取れない状況でした。たまたま飛び石連休で、平日に休みが取れたので何とか予約できたしだいです。

 

今回宿泊したのは、岩惣という宮島で一番奥、紅葉谷公園の入り口にある老舗旅館でした。

 

f:id:mado614:20201114143323j:plain

 

皇室の方々を初め、夏目漱石伊藤博文など、著名人が定宿とした歴史ある旅館です。

吉川英治はここに留まり、平家物語を書いたそうです。

 

また、有名な宮島のお土産もみじ饅頭ですが、ここ岩惣の明治時代のおかみが考案し、製菓職人に試作品を作らせたのが始まりだったことも、部屋に入ってからわかりました。

 

この時代は御茶菓子といえば羊羹ぐらいしかなく、岩惣に宿泊されたお客様には何か特別なお菓子をお出ししたい、というおかみの思いがあったのだそうです。

 

今は藤井屋のもみじ饅頭がお部屋の御茶菓子として置いてあります。

 

我が家も宮島に行った際にもみじまんじゅうを買う際は、藤井屋に直行しています。

 

よく知っているはずだったもみじ饅頭のあれこれ。案外知らないことは多いのだなぁとお饅頭を食べながら思いました。

 

消毒、消毒、でも密!

 

翌日はお天気に恵まれ、ロープウェーで獅子岩駅まで行ってみました。

 

が、人人人。

 

f:id:mado614:20201114143602j:plain

ロープウェー乗り場までの紅葉も美しい!

 

f:id:mado614:20201114143812j:plain

 

本当にコロナ禍なのか?!と思うほど、人が溢れていてもうびっくり!

 

私たちは午前中だったのでまだ良かったみたいで、下山するとロープウェーに並んでいる人は3倍!になっていました。

 

みんな、旅行したかったんだ。

 

そう思わずにはいられませんでした。

 

閉鎖中のままのお店も

 

実はとっておきのお気に入りのカフェが宮島にあります。

 

ちょっとした山登り?をしないとたどり着けないのですが、目の前が豊国神社と五重塔、という絶景のカフェです。

 

ですが、このところコロナの影響で人が訪れていなかったため、一時的に閉鎖中でした。

 

私たちが訪れたときは人出もあったので、もしや…と期待して行きましたが、やはり閉鎖中でした。

 

まだまだ、完全復活とはいえない、安芸の宮島

 

でも、少しでも、とりあえずであっても、息を吹き返すことができたのは良かったのかな、とお客目線で感じた、ご近所Go to でした。

 

皆さんは、どこかにGo to されましたか

 

それでは、また!